エマニエル夫人
Emmanuelle
            仏=1974年

監督:ジュスト・ジャカン 
原作:エマニュエル・アルサン 
脚本:ジャン・ルイ・リシャール 
撮影:ロベール・フレース 
音楽:ピエール・バシェレ

出演:シルヴィア・クリステル
    クリスチーヌ・ボワッソン
    アラン・キュニー
1963年にエマニエル・アルサンの名で発表されたエロチック小説「エマニエル」を、34歳のモード・カメラマン、ジエスト・ジャカンが22歳のシルビア・クリステルを得て映画化した『エマニエル夫人』は、74年6月にパリで公開されるやいなや大ヒット。
時や場所を選ばず、すべての感覚を開放してセックスを楽しむという哲学的な教えに従って人妻エマニエルが性の冒険を楽しむ内容は、どう見たってポルノ。
それをジャカン監督が美的センスを駆使してファッショナブルに撮り上げ、女性観客を吸収したのが大ヒットの要因。
エマニエル夫人(シルビア・クリステル)は外交官の夫を追ってバンコクヘ。外国にいる解放感から大胆な情事にふける男たち、女たち。同性に恋し、あこがれたエマニュルは、性の哲学者のみちびきで未知の新しい性を開花させることで自分を発見したいと望み、性体験を重ねる。
ソフトにささやきかけるピエール・バシュレの曲がいい。

エマニエル夫人
Emmanuelle
モーリス・ローラン・オーケストラ